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Lemans再生記「甦れ・・ルマンⅡ」 その四

2022.01.10

フレーム塗装も上がりエンジンも最終段階。

まずはヘッド廻りの点検整備・・

シリンダースタッドボルトの増し締め・ロッカーアームの点検修正・タペット調整

それから下回り、オイルパンを脱着・洗浄、オイルフィルター交換が基本です。

 

このエンジン、シロウト整備の様で(に見えるのです)

タペットカバー・オイルパン合わせ部分に液体ガスケットがべったり塗ってある。

張付いて取れないのみか除去もかなり大変でかなりの時間と労力が必要になる。

「こんな付け焼き刃的作業はやめてほしいよな~」と、ついボヤキが出る。

(張付いて取れないオイルパンは結局割れるほど叩いてなんとか外れたけど・・)

*画像クリックで拡大します。

カバーを外してヘッド廻りの点検整備

中々外れなかったカバーは液体ガスケットが原因だった・・ヒドイ

なり大変だったオイルパン取外し・・!

 

固着の原因 液体ガスケットがタップリ塗ってある・・勘弁してほしい。

ここはスラッジ溜りが多い。

ケースもオイルパンも奇麗に洗浄して面取りも完了!

オイルフィルター・G/Kも新調して組付けです

 

 

   E/Gクランク側は完了。

MOTOGUZZIの泣き所オイル漏れの一つ!クランクオイルシールを交換

クラッチ・フライホイルを取付

再メッキしたスタッドボルトを取り付ける

 

一番重要な対策済みオイルシール交換とクラッチの点検・清掃も完了

E/Gはほぼ終わり作業はミッション側に・・

 

 

ここもオイル漏れの泣き所の片方、ミッションシャフトのオイルシール

オイルシールを換えギヤを付けロックワッシャーは新品に!

 

 

ミッション組んでほぼ出来上がり・・!

組付け前のドライブシャフトパーツ

   リヤの足回りは完成!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今度はキャブに取り掛かります。

この機種の車両はキャブの整備がエンジンの調子を左右するので重要です。

 

 

フル分解、痛んだパーツ・Oリング交換、再メッキ等の作業

ここは重要、古いデロルトは必ず加速ポンプダイヤフラムは替えよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ途中ですがとりあえず掲載です、すぐに続けますお待ちをー!

 

再メッキパーツも仕上がり組付け!

 

 

 

 

 

 

 

 

フロートバルブ・Oリング・パッキンも替え仕上がったキャブ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

E/Gもフレームに載り・・E/Gにフレームが乗りが正解です

ステム廻りを組付けハンドルを付け・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何となくバイクの形になってきた

ハンドルもRXコートで奇麗にしあがってるのでシャキッ!としてる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

配線も点検・手直し、洗浄して綺麗に!

ジェネレーター取付ラバーがボロボロ、交換です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

配線取付の段階でジェネレーターカバーの取付ラバーがボロボロになっているのに気付いた。

交換なのだが意外に大変、カプラーが邪魔で奇麗分解して丁寧(慎重に)交換しなくてはいけないのです。

 

慎重にカプラーカバーを取外し・・

慎重にハーネス取付ラバーを取り付ける・・

 

 

 

 

 

 

 

カプラーカバーを付けて、完了~!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、まあ中々時間がかかるんです・・という事で後は次回に!