先月　サーキットのピットでの出来事

朝一番、「今日は気を引き締めて走ろう！」なんて考えながら走行前整備をしてる時に

隣のピットの社長さん（どこの店か分からないが・・）が

ス、タタタッと近づいて来て車両越しに覗き込みながら身を乗り出して

開口一番！

「このバイクで走ってるんですか？」

「はい、」

「ズーッとコレに乗ってるんですか？」

「これ30年ぐらい前のバイクですよね・・？」

「はぁ、まあ・・・？」

後はどんな会話をしたかよく覚えていないのだが・・。

久しぶりに見た！とか懐かしい～とか・・・そんな感じのことを呟いていた様な。

ふむふむとか( ,,`･ω･´)ﾝﾝﾝ？とか独り言ちて自己完結していた。

結局、何が言いたかったんだろう？？？

どんな答えを求めて何を期待したのか？何か伝えたかったのか・・真意が判らない？？

「ナンなんだよ？？」俺の生き様を問われたみたいで引っかかるよな～。

好きなバイクで上手く、まあ良ければカッコよく走りたい！とか、そんな想いなんですけどね。

（まあ結局、コイツでなきゃ～うまく走れないんだけど・・）

ちょっとした会話なんだが

なぜか浸みの様にいつまで燻っていました。

で！とどのつまり最後に心で叫ぶ「悪いかよ～、まだコイツで走ってんだよ！」

と、悪ぶってみる・・・なんか負け惜しみ　みたいだな～^_^;

・・・分かっているよ・・時は止められない。

週末3日4日はONE＆TWO走行会

場所：オートポリス

１１００SPORTで走ります。

1100SPORT

最近、今一シャキッとしない引き締まらない日々が続いてるのです。

意欲が無いというか・・認めたくないが老いなのかね？

戒めの業としてチョッと刺激と恐怖を味わいに走ってきます。

気持ちは昔のままなのに体は上手く動かない。

やはり衰えだ！と分かっていてもまだ諦めきれない自分がいる。

まあ試してみよう今の実力を！

てなわけで自ら追い込んで走ってきます。

過ごしてきた時代に幾多の想いがのこる・・

今でも残る記憶と消え去った記憶・・？

喜怒哀楽・後悔や悔やみの繰り返しに

残っているのは良くも悪くも心に刻んだ感情だ。

今更ながらに問う・・

ブレていないか？

悔いはないのか？

答えは出たか？

まだたどり着けない俺の旅・・

「自分を出し切れ、後悔はするな」

（なん～て、叫びが聞こえてくる？）

やり残した事がきっとある。

リスクなんて顧みるな！

迷うな、突っ走れ！

好きなことを思い通りにやれる時は短い

いつかは懐かしく良い思い出になる。

仕事も器用にこなせる方ではなく

人付き合いもうまくない

博愛主義者でもない

理想はあるが思想があるわけでもなく

「何やってんだ、俺は・・」と落ち込むときもある。

でもいい・・多少は上手くバイクに乗れる。

走っているとふとしたとした時に無垢な世界と交差する・・

その瞬間、瞬間にピュアな自分が蘇る。

それはリセットされたい俺の願望か。

たかがオートバイ、させどオートバイ！

まだまだ満たされない俺の生き方。

それでイイ・・

そうさ、我はバイク乗り！

　走る、その先に・・