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INFO 修理・カスタム

1000S復活計画・・その四

2024.03.16

段々形になっていく1000S

組み立て過程で色々と不具合が発生

保器類の点検ではメインキー入れたらどうも電気が変なところに流れてる

各インジケーター点かないはウインカー作動しないは・・右往左往です!

結局メインハーネスのコネクター結線が違っていました。

(純正ノーマルなのになぜ??加工・手を加えた後も無いのに・・どうも年式違いのハンドルスイッチが使われているのが原因!)

手間取りましたが修正出来ました・・と思ったら今度はウインカーリレーの作動不良

(保管してる間に痛んでしまった・・)

リレーの交換とまあこんな具合です。

何とか仮組の状態までもっていきました・・組んでみるとどうもシートが低すぎる。

極端にあんこ抜き、バランスも悪いので修正する事にしました。

シートのスポンジ肉盛りおよび表皮の張替え

など追加作業が発生しています。

 

凛々しい顔になりました・・これが1000Sですね!

タンク・メーター・ハンドル等の位置決め

後ろ姿もバイクらしくなりました・・。

ステー製作でシッカリ位置決めできたメーター

 

仮組で全体のバランスと不具合を確認し手直しです・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とまあこんな具合で、今シートのスポンジ肉盛りと表皮の製作中です。

シートのデザインは初期型、手の込んだ凝った形の方にしました。

仕上りが楽しみです、この間にサイレンサー付けてE/Gに火を入れキャブセッティングをします。

 

 

 

 

 

1000S復活計画・・そのⅢ

2024.02.02

1000Sは今、足回りの組付けからメーター廻り・ライト廻りと進んでいます。

 

①:足回りの組付け(リヤ)

スイングアームからデフ組付けまで・・

 

洗浄・点検・組付け

痛んだピボットベアリング、交換です

洗浄・レースの打ち込み

ベアリング・オイルシールを組んで・・

 

 

 

 

 

 

 

 

スイングアーム組付け

Dシャフト・デフを組付け

デフナット取り付け

デフ取付・・完成!

 

 

 

 

 

 

 

②:足回り(フロント)

次にフロントフォークの組付けと進んで・・と、また障害が!

インナーパイプに錆を発見、よく点検すると二~三か所あり

ノーマルより精度・高度に優れたハードクロームメッキにする事にしました。

(複製インナーパイプが安くて良いのですがやはりこの際より良い品質のハードクロームメッキに!

勿論、表面精度が数段良く光沢も増して非常に奇麗です。)

 

FF分解・O/H中…

深い錆を発見、メッキに出します

ハードクローム完成

新車状態より奇麗になりました!

 

 

 

 

 

 

 

 

③:次はメーター廻り

ケースを仮組してまずは寸法決め、メーターステーの型紙製作から始まります。

型が決まれば組付けですが・・純正パーツはほとんど廃盤。

で、系列MODELのパーツ流用ですが・・・

チョッとしたところが合わなくて加工等で中々大変なのです。

 

ケースを置いてステーの位置決め

ステーの型紙製作

取り敢えず試作の型紙完成

仮のメーター付けて仮組

 

 

 

 

 

 

 

メーター完成~!

 

 

 

 

 

 

 

 

④:車体廻り

メインハーネス各配線・保器・点火系の取付と進んでいます、この機種はイグニッションコイルが横置き

ダイナコイル用に新たに取付ステーを作ります。

オリジナルステムに関しては軽量化操安性の向上

オフセット量の変更で素直な安定したハンドリングになります。

Lemans1000クラスのハンドリングはコーナリング中のウネリやギャップで良く振れるのです。

この悪い特性を改善しました。

 

 

 

オリジナルのステム

コイルステー完成~!

オリジナルウインカーを入手

 

 

 

 

 

 

 

それから・・とても貴重な1000Sの純正ウインカーを入手しました。

やはり基本はノーマル有りきですからね!

 

 

⑤:ライト・フロントホイル廻り

 

タンクの取りつけラバーも新品に!

ラバー類は交換

バッテリートレイも!

ライトの位置決め

 

 

 

 

 

 

 

純正のフェンダー

初期型の貴重なライト

フェンダーとライト完成

ホイルを組んで

フロント廻り完成

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォーク付けてライト・フェンダー・ホイルと進んでいます。

ついでにステム廻りのゴムラバーは全部交換・・バッテリートレイも!

*現状付いてる物でも良いのですが見た眼は判らなくても硬化していて意外にすぐ劣化するんです。

耐久性を考えると・・やはり妥協せず交換です。

ライトは大変貴重な初期型160φタイプ(二度と手に入らないと思う)

それにシビエのレンズ付き、これでレンズカットも良くなり配光がシッカリします。

 

まだまだ進行中・・・随時掲載します

現状報告でした。

 

2/15現状作業 追加

 

基本骨格は出来ました。

リヤ廻り

保器類はまだまだこれから。

ステアリングダンパーも綺麗に収まりました。

O/H済みのキャリパー、ボルトも新品に入替

追加のボルト、これからメッキ処理

F/Bホースガイドこんなパーツでも大事、これから黒メッキです。

コイルステーとパルサーベース これからアルマイト処理

キャブのO/H意外に痛んでます、なんだかんだで30数年~。

フロートカバーのOリングも外した途端、バラバラ・・。

ダイヤフラムはカチカチ・G/Kはガチガチ。

組付け中のキャブ・・ほぼ仕上り

 

 

この間にキャリパーも分解

洗い油に一晩付けます・・。

 

奇麗になってこれから点検

O/H済んで、組付け

最後にパット組んで仕上がり。

ステーも仕上がり・・点火系の組付け

パルサーの組付け

 

定期調整のいるノーマルのポイント

ノーメンテのダイナS・・で、完璧!

 

 

 

 

 

 

 

夏場に良く失火するノーマルコイル

まずオリジナルステーを組付け

ダイナコイル、これで強い着火と信頼性!

 

2月23日現在・・追加作業

 

配線つなぎプラグコード付けて・・

リヤウインカーの位置決め

ール廻り、ウインカーはこれで決まり!

 

 

 

 

 

 

 

でも分解すると意外なところでパーツ不良や欠損で・・。

その都度手直しと追加作業です。

と、まあこんな感じで進んでいます!

 

 

 

 

 

1000S復活計画・・その後二

2023.11.12

1000S復活は少しずつ進んでいます。

エンジン・ミッションは仕上がりフレームも塗装が上がってきたのでエンジンを載せました。

*正確に言うとフレームを載せたいうのが正しいと思います

 

 

奇麗になったエンジン  *画像をクリックで拡大

MOTOGUZZIの肝であるクランクオイルシールの交換

新しいオイルシールを組み込む

フライホイルを組み込んで完成

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ランク側はほぼ完了、後はジェネレーターの組み込みです

オイルラインも対策済みなのですが交換!

新型のステンメッシュ、耐久性も向上

 

 

 

 

 

 

 

 

やはりここも肝!ミッション側のオイルシール

はい!新品のオイルシール、これで安心。

ミッションケースは完成!

この間に錆びたケーススタッドボルト・フューエルパイプをメッキ

塗装から上がってきたフレーム・スイングアーム・保器ステー類

ホイルも奇麗になりディスクボルトも新品に!

リヤホイルのパーツ組付け中

リヤディスクも組付け

リヤホイル完成・・後はタイヤ組付け

 

 

 

 

*画像をクリックすると拡大します!

 

 

エンジンにフレームを載せ少しバイクらしく・・

これから足回りを組付け

 

 

 

 

エンジンにフレームが乗りメインハーネス等や各保器類取付の予定。

ところが意外なところに落とし穴が・・なんと電気の源ジェネレーターが発電不良!

この部品は車種専用、そのうえになんと廃盤!

「あぃた、タタ・ター」チョッと落ち込みます・・・

仕方が無いのでLemansシリーズ用のオルタネーターで行く事に

当然レクチファイヤー・Vレギュレターとフルセット入替、配線追加も必要になりますね。

 

 

本日、ここまで・・・・続く

 

11/15 緊急報告!

なんとジェネレーターが有りました!!!

仕上予定の在庫車 カルフォルニアⅢのジェネレーターが同一品だったのです。

純正フルノーマル加工無し!もう感動です・・・早速取り付けました。

このままだと1000Sに旧タイプの発電装置

配線加工・追加配線及び保器類の追加というのもしのびなく

なんとか新型の奴を加工をして取り付けようかと悩んでいたところでした。

*取付シャフト形状と寸法・取付方の違いからカラー・スペーサー制作と大変なんです。

ただ「もしや?」と思って同年式のシリーズを調べていたら在庫のカルフォルニアが同じジェネレーターが付いている。

もうこれは運命としか言いようが有りません・・全くもって希少な同じジェネレーターが当店に揃っているとは・・。

 

 

これがCaⅢのジェネレータ!

早速、取り外して点検・・もちろん掃除もね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大丈夫、使えます!・・ニヤリ(^^♪

早速取付、まずはマグネットから・・

はい、取付完了~!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、なんと言うか当時の新車に近い状態、勿論出来るだけオリジナルに仕上る

この達成感は(まだ仕上がっていませんが、、)何とも言えません。

奇麗にカスタムして仕上げる楽しさも良いのですが・・

 

ホントに 続く・・・

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