VITALSPIRIT

INFO 修理・カスタム

LemnasⅡでⅠスタイルを作る・・

2025.02.24

LemansⅠスタイルを作る!

在庫のLemnasⅡをベースにLemansⅠを製作です。

まずはエンジン・車体全て分解、各部位ごとに傷み・欠品・不良個所を洗い出します。

外装はヤレが多いのでそのまま塗装へ、各パーツをメッキ・塗装・補充部品等に分けます。

経験上この年式では定期的に点検手入れが施されていなのであれば

殆んどのパーツをリフレッシュする事になり、

まず消耗品やゴム・ガスケット類・ボルトナット類に至るまで殆んど交換します。

次々と露になる痛みや不良の処置で意外に手間と時間が掛かるのです・・・。

 

 

まずはすべて分解から始まりです。

各部位単位で仕分け

エンジン・ミッションの分離

フレーム・足回りは塗装の準備

錆を落としブラストで仕上、メッキ処理の各パーツ

フレームの付属品・・これからブラスト処理

エンジンとミッションの分離

外観から使用状況や状態が判別できます

クラッチ分解、オイルダメージが酷い・・

クラッチディスク・プレートもオイルで使用不能状態

エンジン分離、マスキングをします

まずはブラストで荒仕上

まずは荒仕上が完成!

ビーズ仕上げも終わったミッション

 

出来上がった塗装・メッキ類

組込を待つメッキ上がりのパーツ類

奇麗な仕上りのフロントフォークの付属品、以外に大事なのです。

ダンパーも一新、組みあがったFF

ブレーキローターも摩耗が無ければ再メッキボルトも新品に・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

振れ取も芯出しも大事な作業です。

 

 

 

 

 

FマスターもRマスターもリフレッシュ、これでタッチも向上します

キャリパーのO/Hは定番作業

組み上げたらしっかりエアー抜きしましょう

フロントブレーキもシャキッとなりました。

メッキ上がりの細かい付属パーツ

下地処理をしっかりすると奇麗に仕上がります

メーターも仕上がり

カムチェーンの伸びを確認しましょう

未だ大丈夫なので調整だけに!

要であるクランクのオイルシール交換は必須!

ミッションケース側も必須項目です!

プッシュロッドのベアリングは摩耗が酷く、交換です。

燃焼効率の良くない2バルブ、せっかくだから奇麗にしましょう

ヘッドはこれでリフレッシュ!

清掃途中のピストン

ピストンヘッドも奇麗になりました

意外に痛みの多いのに気づかないのがキャブなのです

コチコチになった加速ポンプのダイヤフラムの交換

蓋して組上がり

キャブ用各Oリング、結構替えるんです

デフケースのリフレッシュ

スイングアームの各パーツ

エンジン・ミッションが組みあがっていきます

フレーム載っけてバイクらしくなります

ステムベアリングのボールレースかなり痛んでいます、交換!

ヘッド廻りの点検

Fフェンダーのプレート再利用なので再メッキ

フロント廻りが仕上がっていきます

何となくLemansらしく 形になってきた、やはりエンジンの存在感だな

カウル取付の位置決め、仮組状態

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はここまで・・次回をお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1000S復活計画・・その四

2024.03.16

段々形になっていく1000S

組み立て過程で色々と不具合が発生

保器類の点検ではメインキー入れたらどうも電気が変なところに流れてる

各インジケーター点かないはウインカー作動しないは・・右往左往です!

結局メインハーネスのコネクター結線が違っていました。

(純正ノーマルなのになぜ??加工・手を加えた跡も無いのに・・どうも年式違いのハンドルスイッチが使われているのが原因!)

手間取りましたが修正出来ました・・と思ったら今度はウインカーリレーの作動不良

(保管してる間に痛んでしまった・・)

リレーの交換とまあこんな具合です。

何とか仮組の状態までもっていきました・・組んでみるとどうもシートが低すぎる。

極端にあんこ抜き、バランスも悪いので修正する事にしました。

シートのスポンジ肉盛りおよび表皮の張替え

など追加作業が発生しています。

 

凛々しい顔になりました・・これが1000Sですね!

タンク・メーター・ハンドル等の位置決め

後ろ姿もバイクらしくなりました・・。

ステー製作でシッカリ位置決めできたメーター

 

       組んではバラしを何回も繰り返しバランスと不具合を確認手直しです・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とまあこんな具合で、今シートのスポンジ肉盛りと表皮の製作中です。

シートのデザインは初期型、手の込んだ凝った形の方にしました。

仕上りが楽しみです、この間にサイレンサー付けてE/Gに火を入れキャブセッティングをします。

 

 

 

 

 

1000S復活計画・・そのⅢ

2024.02.02

1000Sは今、足回りの組付けからメーター廻り・ライト廻りと進んでいます。

 

①:足回りの組付け(リヤ)

スイングアームからデフ組付けまで・・

 

洗浄・点検・組付け

痛んだピボットベアリング、交換です

洗浄・レースの打ち込み

ベアリング・オイルシールを組んで・・

 

 

 

 

 

 

 

 

スイングアーム組付け

Dシャフト・デフを組付け

デフナット取り付け

デフ取付・・完成!

 

 

 

 

 

 

 

②:足回り(フロント)

次にフロントフォークの組付けと進んで・・と、また障害が!

インナーパイプに錆を発見、よく点検すると二~三か所あり

ノーマルより精度・高度に優れたハードクロームメッキにする事にしました。

(複製インナーパイプが安くて良いのですがやはりこの際より良い品質のハードクロームメッキに!

勿論、表面精度が数段良く光沢も増して非常に奇麗です。)

 

FF分解・O/H中…

深い錆を発見、メッキに出します

ハードクローム完成

新車状態より奇麗になりました!

 

 

 

 

 

 

 

 

③:次はメーター廻り

ケースを仮組してまずは寸法決め、メーターステーの型紙製作から始まります。

型が決まれば組付けですが・・純正パーツはほとんど廃盤。

で、系列MODELのパーツ流用ですが・・・

チョッとしたところが合わなくて加工等で中々大変なのです。

 

ケースを置いてステーの位置決め

ステーの型紙製作

取り敢えず試作の型紙完成

仮のメーター付けて仮組

 

 

 

 

 

 

 

メーター完成~!

 

 

 

 

 

 

 

 

④:車体廻り

メインハーネス各配線・保器・点火系の取付と進んでいます、この機種はイグニッションコイルが横置き

ダイナコイル用に新たに取付ステーを作ります。

オリジナルステムに関しては軽量化操安性の向上

オフセット量の変更で素直な安定したハンドリングになります。

Lemans1000クラスのハンドリングはコーナリング中のウネリやギャップで良く振れるのです。

この悪い特性を改善しました。

 

 

 

オリジナルのステム

コイルステー完成~!

オリジナルウインカーを入手

 

 

 

 

 

 

 

それから・・とても貴重な1000Sの純正ウインカーを入手しました。

やはり基本はノーマル有りきですからね!

 

 

⑤:ライト・フロントホイル廻り

 

タンクの取りつけラバーも新品に!

ラバー類は交換

バッテリートレイも!

ライトの位置決め

 

 

 

 

 

 

 

純正のフェンダー

初期型の貴重なライト

フェンダーとライト完成

ホイルを組んで

フロント廻り完成

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォーク付けてライト・フェンダー・ホイルと進んでいます。

ついでにステム廻りのゴムラバーは全部交換・・バッテリートレイも!

*現状付いてる物でも良いのですが見た眼は判らなくても硬化していて意外にすぐ劣化するんです。

耐久性を考えると・・やはり妥協せず交換です。

ライトは大変貴重な初期型160φタイプ(二度と手に入らないと思う)

それにシビエのレンズ付き、これでレンズカットも良くなり配光がシッカリします。

 

まだまだ進行中・・・随時掲載します

現状報告でした。

 

2/15現状作業 追加

 

基本骨格は出来ました。

リヤ廻り

保器類はまだまだこれから。

ステアリングダンパーも綺麗に収まりました。

O/H済みのキャリパー、ボルトも新品に入替

追加のボルト、これからメッキ処理

F/Bホースガイドこんなパーツでも大事、これから黒メッキです。

コイルステーとパルサーベース これからアルマイト処理

キャブのO/H意外に痛んでます、なんだかんだで30数年~。

フロートカバーのOリングも外した途端、バラバラ・・。

ダイヤフラムはカチカチ・G/Kはパキパキ。

組付け中のキャブ・・ほぼ仕上り

 

 

この間にキャリパーも分解

洗い油に一晩付けます・・。

 

奇麗になってこれから点検

O/H済んで、組付け

最後にパット組んで仕上がり。

ステーも仕上がり・・点火系の組付け

パルサーの組付け

 

定期調整のいるノーマルのポイント

ノーメンテのダイナS・・で、完璧!

 

 

 

 

 

 

 

夏場に良く失火するノーマルコイル

まずオリジナルステーを組付け

ダイナコイル、これで強い着火と信頼性!

 

2月23日現在・・追加作業

 

配線つなぎプラグコード付けて・・

リヤウインカーの位置決め

ール廻り、ウインカーはこれで決まり!

 

 

 

 

 

 

 

でも分解すると意外なところでパーツ不良や欠損で・・。

その都度手直しと追加作業です。

と、まあこんな感じで進んでいます!

 

 

 

 

 

1 2 3 4 5 26