Lemans再生記「甦れ・・ルマンⅡ」 その四
2022.01.10
フレーム塗装も上がりエンジンも最終段階。
まずはヘッド廻りの点検整備・・
シリンダースタッドボルトの増し締め・ロッカーアームの点検修正・タペット調整
それから下回り、オイルパンを脱着・洗浄、オイルフィルター交換が基本です。
このエンジン、シロウト整備の様で(に見えるのです)
タペットカバー・オイルパン合わせ部分に液体ガスケットがべったり塗ってある。
張付いて取れないのみか除去もかなり大変でかなりの時間と労力が必要になる。
「こんな付け焼き刃的作業はやめてほしいよな~」と、ついボヤキが出る。
(張付いて取れないオイルパンは結局割れるほど叩いてなんとか外れたけど・・)
*画像クリックで拡大します。
一番重要な対策済みオイルシール交換とクラッチの点検・清掃も完了
E/Gはほぼ終わり作業はミッション側に・・
今度はキャブに取り掛かります。
この機種の車両はキャブの整備がエンジンの調子を左右するので重要です。
まだ途中ですがとりあえず掲載です、すぐに続けますお待ちをー!
配線取付の段階でジェネレーターカバーの取付ラバーがボロボロになっているのに気付いた。
交換なのだが意外に大変、カプラーが邪魔で奇麗に分解して丁寧(慎重に)に交換しなくてはいけないのです。
と、まあ中々時間がかかるんです・・という事で後は次回に!
Lemans再生記「甦れ・・・ルマンⅡ」 そのⅢ
2021.12.20
中々進まない再生記です。
早く仕上げたいのですが・・
でも、やはり、「しっかり仕上げたい!」その思いで仕事が増えている。
結局は車両に対する思い入れ(愛情)~(^^♪
ちゃんと動き元気な当時の様に再生出来ることが理想なんだ。
つい一つ・二つと作業が追加されて・・でも奇麗に再生される。
*画像をクリックで拡大します。
予告
エンジンは出来上がっています。
色々大変だったんです、詳しくは次回に
V11Lemans Rosso Corseが中古車に仲間入り
2021.11.24
今は分解整備中の為全容が見れません・・
完成までしばらくお待ちください。
まずはミッションケースのオイル漏れ修理
ミッションを下ろす事から。
*画像をクリックすると拡大します
Rキャリパー外して、Rホイル外して・・デフケース外して・・・
と、分解途中でデフベアリングの不良を発見!
とりあえず先に修理する事に!
分解時に
フライホイル・クラッチ点検・オイルシール点検
ユニバーサルジョイント洗浄/グリスアップ
クラッチフルード交換
と同時進行で作業します。
こんな時に異常も発見するのです!
(意外に分解整備は大事、結局被害を抑えられ安上がり)
不良個所は
デフのシャフトベアリングが錆びてガタガタになっている
(水でも入ったのか?入りやすい箇所ではないのだけど・・・)
スイングアームピボットベアリングの不良
(回すとゴロゴロ言う・・これは圧力の掛かり過ぎ)
フロントフォークからオイルが滲んでいましたので
ついでに早めの処置でオーバーホールを実施。
車体廻りはほとんど仕上がりエンジンに入ります。
ヘッド開けてバルブ廻りの点検からです。
これでへッド廻りは完了!
下回りの作業に
まずはオイル・オイルフィルター交換
ところがオイルフィルターカバーが外れない。
無理に回して専用工具が壊れてしまった。(とほほ・・・です。)
仕方ないのでオイルパンを外すことに・・
が!・・これもまた外れない。
何とか外したのですが、なんとG/Kの紙パッキンが無く液体ガスケットが塗ってある。
これじゃー張付いて外れない。
フィルターカバーも割る寸前で外れた。
これも液体ガスケットでベットリ・・・酷い!
こんな荒っぽい処置はしてほしくないよな整備性が悪くなる。
どんどん奇麗になっていきます
完成までもう少しお待ちを・・!
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